BigWooD kennel

シュッツ教室

 ドイツでは、シュッツ教育がなされていないシェパード犬はシェパードではないと言われるほどに、ショー用の犬にも例外なくほとんどのシェパード犬はこのシュッツ教育を施すことが常識とされています。
  はたから見ると、あたかも人を襲っているかのように見えてしまう防衛という作業では、犬は「噛み袖」を獲物として捕獲しているスポーツという感覚に過ぎません。人を襲っているのであれば、犬からしてみれば噛みつきにくく、リスクのある袖はかまずに、足などの噛みつきやすいところを狙います。
  「噛み袖」(獲物)欲しさに、最高に興奮した状態においても、むしろ見境なくかんだり、襲ったりしない冷静さと服従心を養っているのです。
  シュッツには、この防衛作業に加えて飼い主のコマンドに絶対的に従うオビディエンスや根気強く長い距離の臭いを捜索する作業もあります。
  全ての作業において、忠実且つ確実に、根気強さと冷静さを失わず、犬自身が進んで取り組み、我を見失わない姿勢と行動を教え込みます。このシュッツ教育と社会化が施されたシェパード犬は素晴らしく、家族の一員であることに私は誇りに思います。
  そのような人間に例えるならば規範教育が施されたシェパード犬は、本当に素晴らしい友のようです。3年間という長い時間をかけながらじっくり子供に義務教育を与えるのと同じ感覚で施して行きます。

 シュッツ教室2

シュッツ3 ブリーダーの語らい

トレーニング1