ドッグショーの活動を行うにあたり、ドッグショーに至る経過が重要で犬のために大いに探求すべき点だと考えています。犬にとってのより良い環境、より良い食事、より良い精神状態とは、どういうものでどこまで高められるか探求しています。
　例えば、個体差によって筋肉を強化してあげなければならない場所が微妙に異なり運動の方法を変えたり、体重をコントロールしながら理想の筋肉を付けたり、瞬間的な過敏さを求めながらもリラックスしている精神状態を維持したり、間接や骨の具合などは成長期や運動の仕方によってわずかな狂いや疲労が出たりしますので個々の個体差に合わせた休暇や運動方法で対処しなければなりません。極力シャンプーをせず、古い被毛だけを取り除き皮膚被毛に栄養を与える事で年間を通して最高のコートコンディションを保つことも大切です。このような微妙な変化に対し細やかな対応が求められます。　ショーで勝つことではなく、その仔のマイナス要因を予防的にカバーし、プラス要因をどこまでも引き出しながら生涯を通してその仔の持った素晴らしい天性を良い方向に伸ばしてあげることができるかと言う点に最善を尽くしています。
高度な技術やノウハウが要求される世界で、常に自社の犬の管理技術の確認作業は大切です。
すべての犬がその犬らしい最善の生活を送り、健康を損なうことなく寿命を全うすることを願い今日も探求は続きます。