ドッグフードと自然食に関する、情報と知識

No.3 ”自然食=良いフード” という危険な思い込み


私は、『生命を育む食=自然食』とは 必要不可欠なミネラルを損ずることなく摂取でき、より多くの栄養素を血液に送れ、生体内化学反応をたくさん生み出し、免疫力を高め、血液がさらさらになる食であることを基本に考えます。

ミネラルを損じてしまう要因には、化学添加物が関与します。生体内の化学反応を生み出し、免疫力を高めるためには微量元素が必要で、血液や生体内の浄化には酸化還元力の高い、「体内をイオン化してくれる S.O.D食品」が必要です。

そのためには、現在においては 完全な自然食など皆無ですが、それでもあえて食品添加物を加えて製造することは、最低でもさけるべきです。食材についても質を重視し、ミネラル、微量元素、S.O.Dを豊富に含む生きた土壤で栽培された植物を活用し 作らなければなりません。毎日同じものを常食とするドッグフードは、常食という意味においては 人の食よりこれらのことを大切に考えなければならない点です。

その他に、自然食ゆえに 重要な点が「自然物同士の組み合わせかた」にあります。それは、1つ1つの材料を色彩、陰陽、五行、等の自然界のバランスにそった組み合わせに配慮し、慎重に合わされなければ 自然食といえども、良い食事とは言えないのです。

また、食としての原材料の質を無視したり、化学添加物を入れたドッグフードを自然食だとか、ナチュラルと呼称されている現在においては、なおさら「自然食=良いフード」であるとは言えません。

本来、家族の一員として育てている 愛犬の食事は、できることなら家族と同様に、毎日新鮮で質の良い材料で手づくりしてあげる事が 最高の食であり、たとえドッグフードを買い与える場合においても、最低でも自分が食べると仮定して選択してあげる事が必要ではないでしょうか。

愛犬は 我々に無条件に多くをもたらしてくれます。その無条件の愛に対して 応えるとするなら、我々は適切な食事を与える義務があります。

しかし その場合、当然ながら大型犬で 小学生低学年位の食費はかかります。それは 犬においても35kgの体重があれば、人の35kgの場合と同じ程度食するからです。しかし、その食費をけちったとしても その分獣医に支払わなければならなくなるようです。

■■■