お客様各位
2010年3月23日
福岡県直方市のブリーダー崩壊!
大型犬たちのために支援物資ご協力ください!

今年の2月に、福岡県直方市で、動物取り扱い業無登録のまま10年間のあいだ販売用に犬を繁殖していた男性(35歳)が告発されました。
民家の集落にある自宅においてドゴ・アルヘンティーノ、カネコルソ、グレートデンなど大型犬を筆頭に、小型の犬種もふくめて約60頭あまりの犬たちの飼育が行われておりました。行政への業者登録も行われず、狂犬病予防接種もなされないまま、狭い敷地において犬たちがひしめき合い、 その匂いや鳴き声で近隣からは長年のあいだ苦情が寄せられていたそうです。
福岡県警からの依頼をうけて、現在UKCジャパンという社団法人のメンバーが犬たちの救済活動を行っています。
飼育されている犬たちの多くが、初心者には簡単に飼育できるような犬種ではないために、これらの犬種についての知識や経験豊富な人々の協力が必要となったようです。

UKCジャパンとしては、あくまでも当事者である繁殖者に最後まで関わらせようという考えで救済協力をしているとのこと。簡単に犬だけを引き取って、譲渡していくという形の救済ではかえって、当事者にたいする責任を問うことにはなりえません。
犬を救うことももちろん大切なのですが、当事者には、このような無責任な繁殖にたいする意識を改めさせ、二度とこのような不幸な犬を生み出すことのないように繁殖者としての責任を全うさせるということまで考慮して救済活動が行われています。
犬たちは、UKCジャパンの協力により一旦福岡県内の別の場所に移動され、適切な管理および飼育環境のもとで、当事者にも指導を行いつつ、最後まで関わらせながら、譲渡のチャンスを待つことになります。
初心者が簡単な気持ちで飼うことのできない犬が多いために、長期的な展開が予想され、その間の物資、および資金の援助が求められています。
どのような犬種であれ、人間によって作り上げられた犬たちです。彼らにも生きる権利があります。彼らが適切な飼養環境をえることができるように 皆様のご支援をお願いいたします。
現金、ドッグフード、毛布、タオル、ゲージ、ペットシートなどの物資の支援が必要とのことです。

詳しくは下記HPをご覧下さい。
UKCジャパン 緊急レスキュー 
http://www.amane-taz.com/pg392.html

ビッグウッド株式会社
代表取締役 大木 政春
 
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