【ワンちゃんと飼い主さんの体験記】

はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時
ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な
体験を次のお客様に伝え、たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせて
いただきたいと思っています。



『私にゆるぎない安心感と自信を与えてくれました。』

福岡県 八尋様 平蔵くん(ゴールデン・レトリバー 8歳 男の子)

1歳になる前から「華」を食べ始めて、病気らしい病気ひとつせず過ごしてきた平蔵に、思いもかけないトラブルが起きたのは、7歳の秋のことでした。 いつものように散歩に出かけたところ、突然左の前足にびっこをひきはじめたのです。 昨日まではそんな様子は全くなく、毎日2時間散歩をしてもケロリとして、足腰の弱さなど微塵も感じさせない子でしたから、「どこかでくじいたのかな?」と思いつつ様子を見ていました。 けれど一向に良くならず、2件の病院で診てもらったところ、加齢で軟骨成分が少なくなっていることと、太り気味で脚に負担がかかっていることから痛みが出ているのだろうと言われました。
平蔵くん・・・


鎮痛剤を飲んで痛みがとれた平蔵は楽に歩けるようになり、今後はダイエットと運動で足腰の負担を軽くしてあげること、処方された関節用のサプリメントや消炎剤で様子を見ることになりました。
しかし、年が明けても改善する気配はなく、鎮痛剤を止めるとすぐに痛みが出てしまいます。
ますますひどくびっこをひくようになり、歩いている最中でも、体重を支えきれないのか関節に力が入らなくなるのか、突然ガクン!と脱力して肩から崩れ落ちるようによろめいたり、道端で座り込むようになってしまいました。ここまでひどい痛みが急に出るのは、もっと他の原因があるからではないかと、レントゲン検査を行ったところ、左肩関節に小さな骨片が映っているということが発覚、大学病院での精密検査を行うことになりました。
レントゲンとCTからの診断では、関節の間に剥離した小さな骨片が入り込んでいるようで、このために痛みがあるのだろうとのこと。また左肩の手術はリスクが大きすぎるため、普段の生活で鎮痛剤を使いながら激しい運動をさせないように気をつけてあげることぐらいしか手立てはないと言われました。
しかし、私は鎮痛剤を頻繁に用いることには、どうしても抵抗がありました。



痛みが平蔵のストレスになるならば、薬を使って一時的にでも楽にしてあげたほうがいい場合もあるだろう。けれど、痛みを一時的に抑えるだけなのだから、薬の効き目がなくなればまた痛がって、また投薬を繰り返してしまう・・・そうやって身体が薬に慣れてしまえば、近い将来きっと肝臓が疲れ果ててしまう。また、身体に耐性が出来て、もっと強い薬でなければ効かなくなる可能性もある・・・それが一番怖いと思ったのです。
平蔵には、これからまだまだ元気で長生きしてほしい。そのために、なるべく薬に頼らずに、彼自身の力で良い方向に向かわせてあげたい、と強く思いました。
副作用の心配のない自然なもので、少しでも楽にさせることができるのではないか。完治とはいかなくても、大好きなお散歩をまた楽しめるようにしてやりたい・・・その一心で、私は今の平蔵にとって良いと思えるものを求めて、あらゆるところから情報収集するようになりました。 長期戦を覚悟していましたから、楽に前向きな気持ちにするためにも、ひとつの方法にだけこだわったり、結果を急いだりするのではなく、「これは良さそう!効けばラッキーだな。」という思いで取り組んでいました。
平蔵のダイエットごはんは、「華」の量を減らした分、おからや野菜、糸こんにゃくなど食物繊維の豊富なものをみじん切りにしてトッピングしてあげたもの。また、何かと平蔵におやつをあげようとする家族にも「No!」の目を光らせ(笑)たまにあげるおやつは、りんごをすりおろして寒天で固めたヘルシーなものにしていました。ビッグウッドにも何らかの手立てがないものかと相談に乗ってもらい、被毛チェックをお願いして、ハーブ特別療法食の「ルマックス」や「筋肉をつけるサプリメント」「バーチャルダイエット」などを取り入れました。


また、友人を通してホメオパシーのことを知り、ホメオパス(※ホメオパシーを専門的に勉強して、ホメオパシー療法を施す専門家)の方に、今の平蔵に合うと思われるものを教えてもらいました。
運動面では、長時間歩き続けると脚の負担になるため、回数を分けて短時間の散歩を繰り返すことにしました。家のすぐそばにある海に毎日連れて出ては砂浜を歩かせたり海で泳がせたりと、足腰に負担をかけない運動を根気強く続けました。痛みで歩きたがらない平蔵も、大好きな海に居るときだけは別のようで、波の音に顔を輝かせ、腰まで水につかって水平線をみつめたりと、一日のうちで一番しあわせそうな表情をしていました。帰宅してからは、アロマオイルを使った関節や背中のマッサージが日課になりました。
7年間ずっと何不自由なく、のびのびと走ったり転げまわったりしていた平蔵が、思うように動けず、しょんぼりと横になる姿は見ていても本当につらいものでしたが、一緒にのんびりと海で過ごしたり、アロママッサージで安らいだ表情をみせてくれることが、私を勇気づけ、一緒に頑張ろうという強い気持ちを持たせてくれました。
そんな日々が約2ヶ月過ぎた頃、少しずつ変化が現れていることに気がつきました。
大学病院での検診以来レントゲンを撮っていないため、体内の骨片がどうなったのかはわかりませんが、痛みがだんだんと薄れてきたようで、びっこを引く回数が減り、長い距離でもしっかりとした足取りで歩けるようになってきたのです。当初は散歩にいくことも嫌がり、ためいきをつきながら重い腰をあげていたのが、自分から進んで外に出たがるようにもなりました!
2月末に薬を止めてから目立った回復に至るまで、約2ヶ月。
今では、平蔵はすっかり昔の快活な動きを取り戻しました。
試行錯誤でいろんな方法を試していたため、何が一番効を奏したのかと聞かれると正直わからないのですが、私は、全てが一緒になることで、良い方向に働いたのだと感じています。

薬のような即効性はなくても、副作用などの心配のない、後に尾をひかないやりかたでケアしていることは、私にゆるぎない安心感と自信を与えてくれました。また、ずっと「華」を食べてきて、身体の基礎がしっかりできていたことも、こんなにも早く改善できた大きな理由だったと確信しています。
8歳の今も、平蔵は周りから感心されるほどの綺麗な毛艶で、キューティクルが輝き、いきいきとした生命力に溢れています。ビッグウッドと出会えて平蔵の健康を育めることは、本当に心強い思いです。 これからも、どうぞよろしくお願いします。



ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。