【ワンちゃんと飼い主さんの体験記】

はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時
ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な
体験を次のお客様に伝え、たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせて
いただきたいと思っています。



『あせらず、楽しみながら!この子と一緒に乗り越えていきたいです』

福岡県 柳瀬様 ベルちゃん(ミニチュアダックスフント・4歳/女の子)

ベルは、生後8ヶ月を迎える頃から、口の周りや足指の間を痒がるようになりました。
掻きこわすほどひどく痒がるわけではないし、私自身、できれば薬に頼りすぎずに、ベル自身の力で治させたいという思いがありましたので、ひどい時のみ軟膏を少しすりこむなどしてしばらく様子をみることにしました。
しかし、1歳を過ぎる頃、痒みはどんどんひどくなり、夏の暑い盛りには口の周りを掻きすぎて毛が抜けてしまうようになりました。

口元がこんなに・・・


かかりつけの病院では、原因がわからず、薬を使うほどひどい状態ではない、ストレスによるものかもしれないので様子を見ましょうと言われました。念のためと別の病院にも診てもらうと、当時あげていた犬用の粉ミルクによるアレルギー反応ではと言われ、皮膚疾患用の病院食を食べるようになりました。
けれどもベルに改善の兆しはありません。過保護に育ててしまったのか、少し神経質なところがありましたので、やはりなんらかのストレスが原因になっているのかと悩みました。
そして、なるべくベルがのびのび生活できるようにさせたい、そのために私自身も学びたいと、福岡市のドッグスクール「Good Boy Heart」に通うようになりました。
レッスンを受けるうちに、ベルは以前より自信がついてタフになり、落ち着いて生活を楽しめるようになってきました。それはとても嬉しい変化でしたが、肝心の皮膚の様子は変わらず、やはり身体の中に何か問題があるのだろうと、フコイダンなどいろいろなサプリメントを使ってみました。
試したサプリメントは、飲むと確かに痒みがおさまるものの、もう大丈夫かと止めた途端に痒がってしまうため、不安を覚えました。急激に痒みを抑えるということは、何か薬のような成分が入っているからではないか・・・?だとすると、根本的な解決にはなりません。
できれば、薬物などの対処的なものに頼らず、根本的な部分からの改善で痒みをなくしてあげたいと考えていた頃、通っているスクールの先生から、ビッグウッドのフードを教えていただきました。
実のところ、健康を支える意味で最も基本的な部分である食事というものについては、何のこだわりもなく、かかりつけの病院で推薦されたメーカーのものを与えていればよいと思っていたのです。

めがねで・・・

大木社長の本を読み、多くのドッグフードに用いられている原材料、加工方法、保存や食いつきを良くするために用いられている添加物などにいろいろな問題があることを知り、ショックを受けました。
ベルにかわいそうなことをしてしまったという後悔で胸がいっぱいになりましたが、ビッグウッドのコンセプトを知り、信頼できるフードと巡り会えたという安心感も覚えました。
長い間、どうしていいのかわからずにいたけれど、やっとこの子のために、これからやるべきことが見えてきた気がしたのです。たとえどんなに時間がかかっても、一時的にベルの痒みがひどくなってしまうとしても、皮膚のトラブルがすっかり良くなるまで一緒に頑張ろうと思えました。
それから「華」と基本のサプリメントを始めて1年が過ぎましたが、ベルの痒みはあまり変わりませんでした。基本の食事だけでは、その子によっては力不足でなかなか改善が進まない場合もあると知りましたので、相談室にお電話して、被毛チェックを受け療法食を試してみることにしました。
療法食を始めてしばらくすると、ベルの口まわりにあちこちかさぶたができ、唇も腫れあがってきました。しかしその後は、目だった変化は見られず、一進一退のまま3ヶ月が過ぎました。目に見えた改善がなかなか進まないことに不安がなかったわけではありませんが、ビッグウッドに対する信頼と、私自身が、どういう方法でこの子を元気にしていってあげたいかという考えがとてもクリアになっていましたので、気持ちが揺らぐことはありませんでした。
むしろ、ここで止めてしまうと、せっかく今までやってきたことが無駄になってしまう・・・そんな思いが強かったのです。相談室のアドバイスを受け、療法食を4ヶ月間続けてから、再度被毛チェックを行いました。そうすると、外見ではわからないけれど、身体の中の状態は、以前よりずっと良いレベルになっているというデータが出たのです。
自然療法の世界では、健康上のトラブルなどはまず重要な器官である内側から変化が見られるようになり、表面にあたる皮膚や被毛は一番最後に変化するといわれます。もう少しの辛抱!アドバイザーの松崎さんと話し合い、よりしっかりと身体に働きかけられるよう、療法食のハーブの種類を見直しました。そして、掻いたところに雑菌の繁殖が起きないように、『愛犬活力源』やハーブのエッセンスでこまめにパッティングしたり、ベルが痒みを感じる暇も無く疲れて爆睡するまで、思い切り遊んだり運動をさせたりと、私がしてやれることを精一杯続けていました。
今、2度目の療法食を始めて2ヶ月になりますが、切り替えてすぐに、茶色い耳垢が大量に出るようになりました。今までは5日に1回ほどだった耳掃除も、毎日しなければ追いつかないほどです。
けれど、ひどかった唇の腫れは少しずつひいて、痒みも全体的に落ち着き、肉球の赤みも薄くなるなど、少しずつですが、ベルがいい方向に向かっていることが見てとれるようになりました。
ベルと暮らし始めて4年が過ぎますが、本当にたくさんのことを考えさせられ、学んできました。

何が原因で皮膚のトラブルが起きるのか?食事、日常のケア、生活環境・・・人間社会で、この子がなるべくストレスを感じずのびのび生活できるように、どうしていってあげればいいのか・・・。
この子を不安にさせないように、私自身がしっかりとした考えを持つこと、できる限りのことをしてあげたら、後は自分の身体が改善にむけて働き始めることを一番に考えるのも大切だと思います。
ベルがすっかりきれいな身体になるまで、あとひといき。
これからも、一緒に頑張っていきたいと思います!

野原でごきげん!



ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。