はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な体験を次のお客様に伝え、たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせていただきたいと思っています。



『その時のことが嘘のようです』
神奈川県 宮川さん  ラッキー君(シーズー オス 3歳)


2001年の4月、ラッキーはわが家にやってきました。その頃は前足の先が少し赤くなっていた程度で、獣医さんでも「舐めすぎたんでしょう」と言われただけでした。ところが日増しに赤くなる範囲が広がっていきました。足だけだった赤みが顔にゴマがついたような黒い点ができ、それが徐々に広がって赤くなり痒がるようになってしまいました。

獣医さんでは脂漏性の湿疹やアトピーと診断され、抗生物質を服用しましたが、いっこうに良くなりません。逆にラッキーの症状はどんどん悪化し、特に目の周りや足の先からひどくフケが出るようになりました。そして、その皮膚が湿った状態になりかさぶたができ、掻くと中からドロドロと血の混じった体液が出てきます。すごい臭いで、ハエがとまって、ウジがわくのではないかと思うくらいでした。

どうしてラッキーがこんな風になってしまったのかと、家族中が暗くなってしまい、正直言ってラッキーがいなければいいとさえ思ったこともありました。


2002年の5月、どんどんひどくなる一方のラッキーの姿を見て息子がインターネットでビッグウッドを見つけてくれました。早速電話をすると、大木さんがはっきりと「薬を止めましょう。」と言ってくれました。それから一切の抗生物質やステロイドを止めてビッグウッドの食事に切り替え、療法食やサプリメント、ホメオパシーなど提案していただいたものを与えていきました。

その頃はラッキーも私も本当につらい日々が続いていました。薬の後遺症だったのか、足のパットが膿んでしまい骨まで見えるくらいになったり、皮膚は弱くなっていて何かに少し当たっただけで皮膚から血が出てしまう状態でした。顔を掻かないようにエリザベスカラーをつけ、靴下を履かせるのですが、カラーの上から足が届き掻いてしまうので、毎晩10cmぐらいカラーを延長させる作業をしなくてはなりませんでした。

靴下も一日何足か取り替えるのですが、すごい臭いで汚れもなかなか落ちません。靴下を手洗いしながら、なんでこんなことをしているんだろうと思ったこともあります。散歩もとても人に見せられる姿ではなく、夜になってからこそこそとラッキーをドッグバギーに乗せ、誰もいないところまで連れて行き歩かせていました。

ビッグウッドからご提案いただいたものは全てやりました。その後は目ヤニがひどく出た時期もありましたし、体に腫瘍のようなものができたこともありました。膿みと体につけたオイルでべたべたになった手を眺めながら何とかならないものかと何度も思いました。あまりにひどい状態が続くので、ビッグウッドを見つけてくれた息子からも本当に食事でよくなるのかと、心配して獣医さんに連れて行ったほうがいいと言われたこともありました。でも私は最初に大木さんから薬を止めて食事で改善しましょうといわれた言葉を信じてましたので、ラッキーは必ず治ると信じていました。

一年後、はげていた顔に毛が生えてきました。その頃から散歩に行くのも楽しくなり、ラッキーは見る見る改善していきました。


今年になって上高地に家族で旅行に出かけました。ラッキーは長い毛をなびかせ、家族みんなでシバザクラ見物をすることができました。以前、同じ場所に来たときには、まだ靴下とカラーをつけドッグバギーに乗せていましたが、その時のことが嘘のようです。食事で体を作るのは人間も犬も同じでとっても大切だと思います。本当にありがとうございました。




ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。