はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な体験を次のお客様に伝え、たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせていただきたいと思っています。



『改めて、基本の食事が本当に大切なんだなと思いました。』
千葉県 宮澤さん  TITIちゃん(トイプードル メス 2歳)


2003年4月のある日、それまで健康で何もなかったTITIのおしっこに突然ポツッと血が混じっているのに気づきました。その1ヶ月前に避妊手術を受けさせた事もあって、もしかしたらその影響かもしれないと思い、あわてて獣医さんに行くと「pH8.0以上、ストラバイト結晶です。」と言われました。

「原因は何ですか?」と聞くと、「そういう体質です。この療法食を食べさせていれば大丈夫。でも一生食べさせなければいけない。」と言われ療法食を出されました。

缶詰の療法食を食べさせ、薬を飲ませると確かに血は止まりました。2週間後再度検査に行くと8.0だったpHが一気に6.0になっていました。でも私は缶詰だけを与えておくことにどうしても納得がいかず、ニンジンやキャベツを茹でて混ぜていました。


そんな時、与えていた缶詰の賞味期限をふと見ると、すでに期限が切れていることに気づきました。一気に不信感で一杯になって、「こんな缶詰、絶対に与えたくない。」と思ったのですが、今後のことを考えると獣医さんには本当のことが言えません。「缶詰は食べないので、別なものにしたいです。」などと嘘をついて何とかしようとしたりしました。でも獣医さんからは「一生このエサです。与えないなら知りませんよ。」との返答です。心の中では「賞味期限が切れていても大丈夫だなんて・・・。このご飯だけしか一生与えることができないなんて絶対いやだ。」と思っていてました。

そこでこのことを、いつもお世話になっているトリマーさんに相談したところ、「一緒に考えてくれるから一度電話してみたら?」と紹介されたのがビッグウッドさんでした。「人間が食べられないものを与えるのは変。」とどこかで思ってはいたものの、本当にTITIが改善するのかは半信半疑でした。「また血が出るようになったら…」と思うと不安でしたが、相談電話での『スパミール』に『愛犬活力源』、そして新鮮なお水をたくさん与えるというアドバイスどおり、まずはビッグウッドの基本食をとにかく始めてみることにしました。

その間家族では賛否両論でした。母は「獣医さんの言うとおりにしなくてひどくなったらどうするの。」と心配して大反対。兄弟たちは「体質だったら変える方法もあるはず、やってみる価値はある。」と応援してくれました。何度かTITIのために家族会議になりました。

食べ始めてからも「もしかしたらだめかもしれない・・・。」と何度かくじけそうになりながらも、「缶詰のご飯には戻したくない。」と思い、5月には『元気な酵素』を追加しました。pHも毎日のように計るようになりました。当時はおしっこを採ると、まるで小麦粉を混ぜたように白く濁ったおしっこでした。


6月に入ったある日、朝一番の尿のpHを計ると5.5になっていました。酸性です!!

獣医さんからは「一体何を食べさせているのですか?」と不思議がられました。


「体質で一生のもの」と断言されていたにもかかわらず、わずか2ヶ月弱でpHは弱酸性に落ち着いてしまいました。食事を変えただけでこんなに改善するなんて・・。改めて、基本の食事が本当に大切なんだなと思いました。両足の毛が薄かったところにも毛が生えてきています。別に何もしていないのに薄いところが目立たなくなってきました。

正直言って半信半疑なところから始めましたが、本当によかったと思います。もしもあのまま療法食を続けていたら一体どうなっていたんだろうと思うとゾッとします。

三度の食事が大切なのは人間も犬も変わらないはずですよね。家族の皆もTITIの変わりようにびっくりして喜んでくれました。本当に続けてよかったです。ありがとうございました。



ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
どんな改善の体験でも結構です。まずはご連絡ください。基本的には、お電話でのインタビューとなります。後日、その内容を当方にて文章化させていただきます。
★体験記の募集については⇒相談室 佐山へ。