ふらりと立ち寄ったペットショップであまりの可愛らしさに一目ぼれして買ってしまったのが、ヨークシャーテリアの生後2ヶ月になったばかりの女の子
。
桜がきれいに咲いていた頃だったので名前を『さくら』にしました。現在1歳3ヶ月です。 購入したペットショップで「このドッグフードを食べさせていれば大丈夫です」と言われ、その言葉を信じてそのドッグフードを与え続けていました。 でも与えられるままに毎日無心に、文句も言わず食べている小さな姿を見ているうちに次第に胸が痛くなってきました。 罪の意識が湧いてきたのです。 「さくらだってきっとたまには違う味、変わったもの、もっとおいしいものを食べたいと思っているはず。それに何ヶ月も腐らず、カビも生えないなんて、添加物がきっとたくさん入っているに決まっている。身体によいわけがない」 さくらが我が家に来てから1ヶ月目、獣医さんにこの疑問をぶつけてみました。 「あなたの気持ちはわかりますが、犬の栄養面から考えて作られたのがドッグフードです。完全栄養食なんですよ。手作り食で犬の栄養を完全にするということなんてとても無理です。それに人間の食べ物だって現在では添加物が入っていないものなんてありませんよ」 これが獣医さんの答えでした。 その後7ヵ月はこの獣医さんの言葉に半ば納得し、半ば納得できないままにドッグフードを与えていました。 そんな時、週刊誌で『ドッグフードの添加物の危険性』について報じているのを偶然読んだのです。 私が漠然と感じていた疑問、不安はやっぱり正しかった!この記事を読んでからは『さくらのご飯』について真剣に考えなくてはと思うようになったのです。 本屋さんにはたくさん犬の本が並んでいますがあまり食事に関する本がありません。 何件かの本屋さんめぐりをして、やっと納得のいく本に出会いました。『生食が犬の健康に良い』という本でした。 肉も骨も基本的に豚肉を除いて全て生、穀類とイモ類などの硬いものを除いて、野菜も生で与えるという内容です。 この本を参考にしながら、手作り食を始めました。さくらが生後10ヶ月の頃です。 ドッグフードはこの日を境に止めてしまいました。なんといっても変わったのは、さくらの姿です。 食事時間が近づくと目を輝かせ、しっぽを振りながらキッチンで今か、今かと待つようになったのです。 以前はお腹がすいているから、仕方なく食べているという感じでしたし、けっして食事時でもこれほど嬉しそうな表情をした事などなかったからです。 この食事法に切り替えてから、ひどかった涙ヤケがおさまり、あんなに臭っていた体臭もなくなり毛づやも少しずつ良くなってきて『やっぱり、手作りに勝るものはない!』と確信をもつようになりました。 自信もないままに暗中模索しながらの手作り食でしたが、さくらの変わりようを目のあたりにするようになって、少々自信を持ちはじめた時の事です。 そんな時、友人からビッグウッドの事を聞いたのです。早速パンフレットを取り寄せました。 手作り食を始めてから涙ヤケや体臭、毛づやなどびっくりするくらいに良くなっていましたが、ビッグウッドの補助食品を加えるようになってから、いっそう体質改善に拍車が掛かったように思います。 最後の話は『親ばか』と思って聞いて下さい。 でも食事を変えてから、さくらは本来もっている美しさと愛らしさを取り戻し、断然、美しさに磨きがかかってきたのです。 |