今回より、はぐくみ通信に掲載した『ワンちゃんの飼い主さんたちの闘病の体験記』を随時ご紹介させていただきます。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な体験を次のお客様に伝え、たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせていただきたいと思っています。



長い長いトンネルから明るい世界へ出たような充実感があります。
               北海道 志田原さん モモちゃん (マルチーズ 3kg オス 11才)

モモは8才頃から軽い湿疹がでるようになり、その時はじめて獣医さんにアレルギーかもしれないと言われました。
その時に「どんな食事をあげているのか?」などという質問を受けそれまでは何も気にせずに市販のドックフードやおやつをあげていたので、獣医に薦められたドックフードに替え、軟膏を塗るとすぐに良くなりました。

安心していた矢先、平成13年5月急性の血液の病気になり、獣医からも助からないと言われたのですが、抗がん剤、輸血、点滴投与で奇跡的に生還しました。薬の副作用はでていましたがそれも徐々におさまり7月には、ほぼ完治したのです。
その後、当時妊娠していた私は出産のため家をあけ、半月ほどして自宅に帰るとモモの体中に湿疹がでて、カサカサになっていました。 すぐに病院へつれていき、薬を与え続けていましたが、モモの皮膚の状態は良くはならずに悪化していきました。

画像慣れない育児に前のようにはあまりモモをかまってあげることができない日々が続き、その頃から皮膚のトラブルもひどくなりました。そして2週間に1度動物病院へ通う日々が続きます。
まだ小さい息子を連れて通うのはとても大変で、モモ自身も病院が嫌いなのでとてもかわいそうな気がしていたのですが皮膚はひどくなる一方で口の周りやあご周辺もジュクジュクして毛が抜けた状態になり殺菌のため毎日シャンプーをする日々が続きました。
薬の副作用も心配になり、とても理解のある獣医だったため相談して薬も微量にするなどしましたがこれからどうなるんだろう…という不安が続いた頃、目にした雑誌にビックウッドの手作り食の記事が出ていました。
その時のモモの食事はじゃがいもとドックフードだけでしたので、モモが大好きな食材で皮膚の状態が良くなるのならしてみたいと思いました。

平成14年6月末頃から手作り食にビックウッドの菜、愛犬活力源、元気な酵素を混ぜ食事による改善を始めました。
薬をやめて手作り食に切替えて間もなくモモはそれまでより一層状態がひどくなりました。
獣医さんのお薬でしのいでいたためか、今までの食事によるものなのか、皮膚炎【湿疹】がひどくなり脇の下の皮膚がベトベトになり、ひどい目やにで目が開かなくなり口の中も腫れ体中がすごい熱で腫れあがり、体中の毛が抜け体臭がひどく友人を家に招くのも気が引けてしまうくらいでした。散歩にも連れていけませんでした。
この時私は本当に食事で改善できるのか、ただモモを苦しませるだけになってしまうのではないだろうか随分迷いました。 モモの状態をみた両親や友人もびっくりして絶句しているのがわかりました。
ひどい飼主だと思われているのではないかとも悩むようになり自信をなくしてきた私は何度か元の薬で症状を抑えることに戻りそうになりました。
そんな時唯一、夫だけはモモのほんの小さな変化も見逃さずに応援してくれました。そしてそんなに辛い状況なのに食事になるとモモが自分で起きてきたことでした。それが支えになって食事療法を続けることができました。
画像

その後も目が白濁したり足の爪がどんどん抜けたり、鼻が詰まっているような感じで、呼吸が苦しそうになったり、鼻に腫瘍が出来たのではないだろうか心配でした。獣医さんで確かめることも考えましたが、しっかり自分で観察することから始めました。
よく観察していると咳をしていることがわかったり、咳だと今度は心臓が心配になったり…。
そんな時はビッグウッドに電話をして話を聞いてもらうことも何度も何度もありました。その度にモモを治してあげるのは私だ、そう気を取り直して頑張りました。何よりも一番頑張っているモモの為に…。
ビッグウッドのスタッフにアドバイスをもらいながらいろいろ学ぶこともありました。
ストレスを感じているだけでも、モモの体調には影響があるというのを考えはじめたのもこの頃でした。
以前はモモに注目が行っていたのが突然赤ちゃんに注目が集中した為のストレス、なかなか散歩にいけないストレス、それをどうケアしてあげたら良いのかもアドバイスをもらいながら実践しました。

画像食事を切替えて半年色々なことがありましたが、最近は今までで一番良い状態です。毛がなくなっていた部分に毛が生え始めました。まだ目は白濁してますが皮膚の状態は良くなっては悪くなりですが確実に良くなってきています。
ここまでくるのに大変さももちろんありましたが、良いことの方がたくさんあったように思います。
長い長いトンネルから明るい世界へ出たような充実感があります。
何よりモモがごはんを喜んで食べてくれるのが嬉しい毎日です。すごいのはずっと通わなくてはならないと思っていた病院に行かなくて済むようになったことです。前はちょっとでも調子が悪そうだったりするとすぐに病院へ連れて行った私ですが。「人間だってなんか調子悪い日ってあるよなー」なんて考えながら様子をみるようになりました。
いつも真剣に対応してくださり励まされここまでこれました。
ビックウッドの大木社長、スタッフ皆様には感謝感謝の気持ちで一杯です。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。
2002年12月のモモちゃん
ビッグウッドでは、「アレルギー、アトピー、眼病、皮膚疾患、関節炎、内臓疾患など、病気の原因は『食』にある」と伝えつづけてきました。
愛犬の食事による闘病体験や、食事を切替えた改善の体験を募集させていただき、直接お客様に取材させていただいております。
取材させていただいた皆さんともに「同じような病気に苦しむワンちゃんの飼い主さんのお力になれるなら・・・」と力強くおっしゃってくださいました。
ビッグウッドでは、今後皆様の体験談をご紹介させていただき、お客様の貴重な体験を次のお客様に伝え、たくさんの愛犬の命が生き生きと輝く橋渡しをさせていただきます。
どんな改善の体験でも結構です。是非直接ご連絡ください。(相談室 佐山)