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日本自然治療研究所
ハーブ療法とは?
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ハーブ療法は、地球上すべての動物が古代より活用してきた療法で、『ハーブ』とは私達の身近な所どこでも生育している雑草のことです。 植物辞典を見ると英名が書かれていたり、学術名がありますが、日本では『野山で自生する草々』となるわけです。 ハーブを知る上でとても大切なことがあります。 傷を受けた動物は物陰に身をひそめ自らを舐め、草を噛み、人間であれば、ときには温泉につかり、治療のため病院へ足を運びます。 しかし、動くことのできない植物は、現状の場所で傷の治療をしなければなりません。 そのため、幸いにして神より授かった、『光合成』(太陽光線という潤沢なエネルギーの活用)で、自らの自然薬効を生産したものだと思います。 そういった自然薬効を利用するのがハーブ療法(=薬草療法)なのです。 その自然薬効果は、化学療法的な一義的な効果とは異なり、植物成分には「自らを治療する」という目的から必ず2種の相反する作用が存在し、そのどちらの効果が現れるかは、利用する側の条件によって左右される不思議な自然摂理が働くようです。 その時点でその生命体の必要とする効果が選択されます。 そして、これがハーブの特質であり、私たちが植物に接する際に忘れてはならないことのようです。 ハーブおよび植物成分には正負のお互いに全く反対の作用を示すと思われる物質がしばしば含まれており、その作用の発現も生体の状況によって適切な選択が行われるようです。 現在では、ハーブという言葉をよく耳にするようになりましたが、ひとくちにハーブといっても育った環境、成分あるいは色彩的な組み合わせにより、波動(周波数)が変化することを認識する必要もあります。 ヨーロッパやアメリカにも多くのハーバリストと呼ばれるハーブの薬剤師がいて、病気の各症状と原因及び予防に繊細かつ多くの経験を持ち処方されているようです。 『医食同源』という言葉通り、ハーブ、野菜、果物、さらには雑草という植物の分け方は近年のもので、17世紀以前の料理人にとっては、日常使われるキャベツや人参、ハーブと呼ばれるセージやローズマリー、さらにりんご等の果物まですべてキッチンハーブでした。 これらの植物に含まれるアルカロイドやサポニンに代表される薬効成分はすべての植物が保有するものです。 西洋では紀元2世紀から利用され、エジプトのパピルスの文書には紀元前1700年、今から4000年前から医療として用いられたと記されています。 紀元前100年頃のローマでは、高価なハーブを複雑に組み合わせるぜいたくな医療処方が流行しました。 また中国伝統医学(漢方)では紀元前2500年頃の古典が今でも臨床に用いられています。 昔から世界のどの地域でもハーブは伝統医学の中心で、今でもこの伝統医学は5000年前と同様に通用するものです。 |